こんにちは。トリプルバリューの本間です。
この記事では、エンゲージメントカードをプレイした方々にエンゲージメントカードを利用して良かった点やプレイしたエピソードなどをまとめています。
今回のゲストは桑島氏経さんです!
本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
桑島 氏経 様 プロフィール
●リーンシックスシグマ ブラックベルト
●リーンシックスシグマベースのカイゼンのコンサルティングを経験
●コンタクトセンターを専門領域とし、ビジョンミッション浸透活動、データドリブンとサービスサイエンスを駆使した”楽しい”カイゼンを通じて社会貢献を目指す
●歴史や過去事例から成功の秘訣を抽出し、成功モデルを再現することが得意
本日は認定ファシリテーターの桑島氏経様にお話を伺いました。
インタビューではエンゲージメントカードに対する思いや認定ファシリテーターになった経緯についてお聞きしたので、ぜひ最後まで読んでみて下さい!
- 「エンゲージメントカードを購入した理由」
- 「ワークショップを通して強く印象に残った出来事とは」
- 「エンゲージメントカード認定ファシリテーターに登録した経緯」
- 「エンゲージメントカードを通してどのような自分になりたいか」
「エンゲージメントカードを購入した理由」
本間理央
エンゲージメントカードを購入したきっかけを教えてください。
私はメンターとして前職の後輩や友人のフォローアップや勉強会を主催しています。研修が間近に控えている時に、クラウドファンディングでエンゲージメントカードを知りました。
エンゲージメントカードは、研修や講習の限られた時間の中でも、お互いの価値観を知ることができると思い、購入しました。
本間理央
研修や講習で使用されるために購入されたのですね!
どのような研修で使用されたのでしょうか。
コールセンターで働く方を対象とした講習で、カードワークを取り入れたことがあります。コールセンターの仕事は業務の標準化が求められるため、教育が非常に重要な業種であると感じています。コールセンターはスタッフひとりひとりが会社の代表ですので、スタッフのスキルやマインドによって、お客様への対応に違いがあってはいけないからです。
エンゲージメントカードを使うことで、大切にしている価値観や仕事に対する姿勢を相互に理解することで、ビジネスマインドを養うことができたのではないかと思います。
体験した方々も楽しいだけでなく、コミュニケーションがより確かなものになったと言っていました。
本間理央
実際にエンゲージメントカードをプレイした時の雰囲気はどんな感じでしたか?
どの研修も楽しく学ぶ場であってほしいと思っています。
エンゲージメントカードを使うと和気あいあいとした雰囲気になります。その雰囲気の中で、悩みながら、新たな発見や気づきが生まれるところがエンゲージメントカードの楽しさだと思います。
また、特に中高年の管理職の方は疲弊していることが多いように感じます。そうすると「仕事=ワクワク」という概念から外れてしまうことがあるかと思います。
そんなときに、他者が選んだカード(価値観)や考え方を知り、刺激を受けて、仕事の本質に戻ることができ、明るい表情になられている姿を見ることができました。
そのような理由から、是非ともシニア向けのエンゲージメントカードを作ってほしいです。
本間理央
確かに、今は老若男女の方が使って頂いていますが、シニア限定のエンゲージメントカードを作るのは面白いですね!
もし桑島さんが作るとすれば、どのような言葉(カード)を採用しますか?
インプットよりもアウトプットを意味する価値観の割合を増やしたいですね。
今まで培ってきた経験や知識を放出させるような価値観がシニアの方には適していると思います。
「ワークショップを通して強く印象に残った出来事とは」
本間理央
ワークショップを通して、強く印象に残った出来事はありますか?
以前から良く知る友人と一緒にプレイした時ですね。
まじめな性格で、いつも正確に物事を判断して行動する方なので「調和」や「平穏な人生」だと思っていたのですが、エンゲージメントカードをプレイした時に、「革新性」を選んだ事が非常に衝撃で心に残っています。
本間理央
「革新性」ですか!
「革新性」は私も選ぶことが多いカードです。
エンゲージメントカードをプレイする前は、自分とは違う価値観を持っている方だと思っていました。でも、自分が抱いていたイメージとは異なっているところを知り、人のことを勝手に決めつけてはいけないなと思いました。
ですから、新しい方が入社されたら必ずエンゲージメントカードをプレイするようにしています。
本間理央
大切な価値観を理解できていることで、接し方って変わりますよね。
そうですね。
先入観を持つ前にカードワークをすることで、その方の価値観が満たされるような生き方や仕事の仕方を知り、それに合わせたフォローアップをすることができます。
本間理央
実際に利用された方からはどのような感想や声が上がっていますか?
「面白い」と率直な感想をいただきます。
また「あの人の意外な一面が知れた」「改めてこの価値観が大事だと再認識できた」という声を多く聞きます。
また、私はメンティのマインドアップを目的として定期的に使用することもありますが、メンティの価値観が変わっていく経過が見ていて面白いです。
本間理央
それはどのような変化だったのでしょうか?
ある時「感謝」というカードを選びましたが、それまでは「感謝」や「謙虚」はすばやく手放していたので、意外な判断に驚きました。
「感謝」を選んだ理由を聞くと、仕事でトラブルがあった時に周りの人がサポートしてくれたおかげで円満解決したことがあったそうです。それが嬉しくてそれからも他人に感謝することを忘れず、さらに自分も人に感謝される存在になりたいと思うようになったそうです。
本間理央
素敵なエピソードですね。
アウトプットすれば、より「感謝」という価値観が印象に残ると思います。
「エンゲージメントカード認定ファシリテーターに登録した経緯」
本間理央
認定ファシリテーターに登録された経緯を教えて頂けますか。
どんなに優れた研修ツールであっても、ただ楽しいという理由や自分本位な使い方をすることで、本質から外れてしまい効果が得られなくなることもあるかと思います。
守破離というように、まずは守。
オフィシャルの使い方を学び、その価値を提供できることが最善だと考えています。
エンゲージメントカードの基本的なプレイ方法や軸を認識し理解できているからこそ、「破」すなわち、様々なプレイ方法を派生させることができます。
最初から全て自由に使用してくださいと言われたら、持て余していたかもしれないです。
本間理央
エンゲージメントカードの本質を理解することで、エンゲージメントカードの価値を最大限に活用されているのですね。
桑島さんが今1枚カードを選ぶとしたらどのようなカードを選びますか?
絶対に「躍動的な(ワクワクする)ワクワクする人生」です。
これが全ての基本にあります。
自分が楽しいと思えることに挑戦していくためには、それに見合った実力を身につけることも必要ですし、信頼関係を築いていくことも大切です。全てはワクワクする人生を送るために努力しています。
以前、「桑島さんは一番楽しそうに仕事をしている」と言われました(笑)
本間理央
「ワクワクする人生」を送るために、どのようなことを心掛けていますか?
一年前の自分には負けないことですね。
年末には必ず今年の反省をして、来年の目標を設定します。
例えば、「日本酒検定をとる」でも「オンライン研修スキルを習得する」でもどんなことでもいいのです。自然発生的な成長ではなく、計画的・主体的になりたい自分になる。できなかったことができるようになったとき、ワクワクしますよね。
その積み重ねがワクワクする人生に繋がっていくのです。
本間理央
一年の目標を設定したことがないので、私も実践してみたいと思います!
「エンゲージメントカードを通してどのような自分になりたいか」
本間理央
エンゲージメントカードをどのような人にお勧めしたいですか?
部下を持つ人には絶対に使ってほしいです。
コロナ禍で在宅勤務になり、コミュニケーション不足を感じている方も多くいらっしゃることでしょう。でも、もしかすると、コロナ前からコミュニケーションは十分に図れていなかったかもしれません。
人と人、パーソナルなところまで理解していたでしょうか。
仕事を通してでしか相手を理解していなかったのではないでしょうか。
目の前にいるメンバー一人一人が、どんな特性を持ち、どんな価値観や概念があるのか。
その方の本質を知ろうとしていたでしょうか。
本当は革新的な仕事がしたいと考えているのに、いつもデータ入力のような仕事しか回ってこなければ、誰もが疲弊してしまうでしょう。そのような理由から離職に繋がり、個人はもちろん、会社や組織も成長することはできません。
仕事を通してだけでなく、その人が人としてどのように成長できるかを考える必要があります。
本間理央
確かに、上司に直接「もっと革新的な仕事がしたいです!」とは言いづらいと思います。エンゲージメントカードを通じて、上司から定期的に部下の価値観を知る必要があるのですね。
特に今はVUCAの時代ですので価値観もどんどん変化していきます。その変化を聴く時間を定期的に設けることが重要だと考えています。
本間理央
今後、桑島さんはエンゲージメントカードを誰と一緒にやってみたいですか?
子どもと一緒にやってみたいです。現在、小学校2年生ですが「ひとりの人間として主体性を大切にする」が育児方針なのでどんな価値観を持っているのかとても興味深いですね。自分の気持ちや価値観を内省して自分らしく日々を過ごしてほしいと思っています。
本間理央
小学生から内省する習慣があると、しっかりした子に成長しそうですね!
最後に桑島さんご自身は、このゲームを通して今後どんな自分になっていきたいですか?
ワクワクする人生を送る人を増やしたいです。ただ漠然と生きていると5年~10年があっという間に過ぎてしまい、生きがいや働きがいといった自分のモチベーションや自分らしいキャリアを実現するための手がかりを得ることすらできなくなってしまいます。
エンゲージメントカードは、自分が大切にしてきたこと、これから実現したいこと、ありたい姿を誰もが言語化することができます。
これまでの経験や歩みに対する意味付けや価値観を自分の言葉で語ることでワクワクが生まれてくるはず!
エンゲージメントカードを通して、そんなワクワクをたくさん届けていきたいと思っています。
本間理央
桑島さん、今回はありがとうございます。
これからも『もっとワクワークする世の中』に向けて私たちと一緒に、1人でもワクワークする人を増やしていきましょう!これからもよろしくお願いします!