こんにちは。トリプルバリューの本間です。
この記事では、エンゲージメントカードをプレイした方々にエンゲージメントカードを利用して良かった点やプレイしたエピソードなどをまとめています。
今回のゲストはキャリアコンサルタントの岡亜希菜さんです!
本日はよろしくお願いします!
初めまして。キャリアコンサルタントの岡です。よろしくお願いします!
岡 亜希菜 様 プロフィール

●株式会社A&Mコンサルト専門コンサルタント
●株式会社ビジネスプラスサポート
人財育成プロデューサー
●キャリアコンサルタント(国家資格)
●GCS認定コーチ
元スイミングインストラクターという異色の経歴を持ち、熱い想いを笑顔で語り、身体を動かすワークなどを導入し、エネルギッシュな研修を展開している。
『自分に与えられたもの・場所をトコトン楽しむ』をモットーに主体的にイキイキと楽しく働けるよう、意識・行動変容のきっかけになる場づくりを大事にしている。
●キャリア構築を楽しく行いたい方
●エンゲージメントカードのいろんな使い方を知りたい方
そんな方に是非読んでいただきたいです。
- 「エンゲージメントカードを購入したきっかけ」
- 「エンゲージメントカード認定ファシリテーターに登録した経緯」
- 「エンゲージメントカードとチームバリュー」
- 「今1枚カードを選ぶとしたら?」
- 「エンゲージメントカードをオススメしたい人」
①「エンゲージメントカードを購入したきっかけ」
本間理央
エンゲージメントカードを購入したきっかけを教えてください。
私は現在、研修講師をしています。所属している研修会社では毎月勉強会があり、その勉強会に参加したときに、山本龍太さんがエンゲージメントカードを紹介してくださったのがきっかけです。
本間理央
エンゲージメントカードをプレイしてみた感想はいかがでしたか?
講師仲間と行った結果、非常に楽しく、皆さんブツブツと独り言が止まらない状態でした。その独り言に皆が相互に反応しながら、自分の大切な価値観を選び、選んだカードをシェアすることで、コミュニケーションが生まれました。
本間理央
その勉強会に参加されてエンゲージメントカードをご購入されたんですね。
山本龍太さんの話を聞いていて「ワクワーク」(ワクワク働く人たち)という言葉に、とても共感をし、すぐに5セット購入しました。
本間理央
「ワクワーク」って素敵な言葉ですよね。勉強会では、どのような雰囲気でしたか?
皆さんのカードを選んでいる表情が非常に面白くて、盛り上がりました。「今悩んでいるだろうな」とか「今いいカードが手元に来たのかな」という表情がよく分かるので 、そのような表情を見ているだけでも新たな発見があり、その方の大切にしている価値観を知ることができました。
本間理央
その会はオンラインで開催したとお聞きしました。
オンラインでも表情さえ分かることができれば、全く問題ないと思います。
本間理央
オンライン勉強会に参加された方々は知り合いの方たちでしたか?
もう十二分に知っている関係でした。
ただ、今まで知らなかったことがエンゲージメントカードを通して、初めて知ることができた点が非常にありました。
今思えば、エンゲージメントカードがなければ話しづらい内容だったのかなとも思っています。
本間理央
お互い話しているだけでは伝わらない部分まで、エンゲージメントカードを通して知ることができたということですね。
②「エンゲージメントカード認定ファシリテーターに登録した経緯」
本間理央
岡さんが認定ファシリテーターにご登録された経緯を教えてください。
私は「ワクワーク」という言葉に共感をしました。
私自身も仕事は楽しむということをモットーにしているので、私はもちろん、自分の周りの人や世の中の人たちが「ワクワーク」することを実現出来ればいいなと思い、認定ファシリテーターになりました。
今働いている大人たちが「もっとワクワーク」していれば、これから社会人になる学生の皆さんに「働くことは楽しい!」と伝えていけると思うので、出来る限り広めていきたいです。
本間理央
岡さんは普段、どんな場面でエンゲージメントカードを使用していらっしゃいますか?
コーチング研修やチームビルディング研修の中で使っています。必要に応じて一人一つエンゲージメントカードを会社で購入してもらい、受講いただく場合もあります。
本間理央
社員全員がエンゲージメントカードを持つことになった経緯を教えていただけますか?
テレワークが増え、コミュニケーションが取りにくくなったことで、疎外感を感じてしまいがちだと思います。
そのような中、社員全員が共通なものを持つということで、繋がりを感じてほしいという経営者の想いが強くありました。
本間理央
確かに、オンラインでのコミュニケーションは疎外感がありますよね。
今まで行ってきた研修の中で印象に残った場面は何ですか?
私がランダムにカードを一枚引いて、そのカードの言葉をテーマに語ってもらいました。
その時のテーマは「コミュニケーション」でした。
一見するとコミュニケーションは議論しやすいテーマかもしれませんが、受講者の一人がコミュニケーションを言葉で表すのはとても難しいと仰っていました。
同じ言葉でも、人によってそれぞれの捉え方があると思います。
それは、その方が経験してきたことを通して感じていることがあるからです。
本間理央
コミュニケーションは確かに簡単そうに見えて、議論をするうえでは難しいかもしれませんね。
「コミュニケーション」は日常的に行われますが、その言葉の定義を話し合うことは難しいということをシェアすることが出来ました。それぞれの言葉の捉え方や想いに違いがあるということを知れると、その人らしさを大切にできるのではないかと思います。
本間理央
その言葉が持つ意味をシェアすることで、その言葉が持つ力が広がりますね。
受講者の感想を教えて頂けますか?
「内省することで自分の大切にしていることを整理することができた」とか、「迷っていた自分がいたけれど、新たな自分に気づくことができた」という感想がありました。
本間理央
普段の生活で、価値観をみつめる機会はなかなかないですよね。
そうですね、このカードを通して新たな発見をされた方は非常に多いです。
例えば、転職をしようか悩まれていた方が「安定」というカードを選びました。
その方に、あなたにとっての「安定」は何かという問いを投げかけたときに、「月に20万程のお金を得られる環境にあること」と仰っていて、問題は金銭面だけでした。
この転職に対する漠然とした不安を明確にすることで、その悩みに対処すべき行動や対策をとることができます。
本間理央
実際に「安定」という言葉一つでも人によって違った意味で捉えることができますね。
あとは、エンゲージメントカードを活用した1on1ミーティングを導入している企業では、普段、雑談することも少なく、自己開示することが苦手な方と対話する時に「カードがなかったら話せなかったかもしれない」とおっしゃる方がいました。
このミーティングをきっかけに対話が広がっていったので良かったです。
本間理央
エンゲージメントカードを通して、対話に繋がったということですね。
③「エンゲージメントカードとチームバリュー」
本間理央
他に組織やチームで活用されたことなどありますか?
ある会社では、エンゲージメントカードを活用してチームバリューをつくりました。
その中の一つのチームは、エンゲージメントカードの言葉だけでチームバリューを決めるのではなく、自分たちなりの言葉を組み合わせて、造語を作っていました。自分たちが決めたチームバリューの言葉を日常的に使うことで、自分達はチームの一員という認識を深めていき、体現することができました。最初はチーム活動への意識が低い方が揃っている印象でしたが、エンゲージメントカードを通して、自然にチームが団結していきました。
本間理央
社内の流行語みたいな感じですね。
まさにそんな感じです。
私自身も流行語を作ろうと思い、こんな行動を取ってみました。
ある企業の代表がzoom背景にエンゲージメントカードを載せてくださっていました。
その中にあった「ラブ」という言葉を常に会議や研修の場で伝えるようにしました。
「やっぱり代表の『ラブ』は最高ですね」「代表の『ラブ』があるから皆さん挑戦できるのですね」など、毎回伝えることで流行語になり、共通言語になりました。
本間理央
それは面白いですね!
共通言語はチームの一体感を生み出しますね。
皆さん、非常に興味を持っていらっしゃいました。チームバリューに関しては、会社の掲げているものと異なったものを掲げるのはどうなのかという反対意見もありましたが、そういう意見があるのも良いねとか、その意見も組み合わせていこうという意見もあったので否定をせず、お互いを受け入れる事がエンゲージメントカードを通してできたと思います。
本間理央
意見をみんなで受け止めて、高め合う!まさに理想形ですね。
キャリアコンサルタントの場面でも使用されるということをお聞きしましたが、どのように使用されたのでしょうか?
個別案件としてご相談をもらった時に、仕事選びをしている前提として、その人の価値観が何か一緒に考えていきます。
例えば、人間関係が大事という人であれば、どのように人間関係を構築していきたいかというところまで深掘りしていきます。
本間理央
岡さんは日常的にお一人でもご使用されているとお聞きしました。どのようなタイミングで使われるのですか?
朝一のタイミングでカードを一枚ランダムで選んで、それに対してどう思うのか、どう捉えているのかという事を時間があるときに習慣として行っています。
これは、仕事の切り替えのスイッチとして効果的で、今までなら家事をやった後の仕事へのスイッチが難しかったんですが、エンゲージメントカードを一つ選ぶことで切り替えを行っています。
本間理央
新しい使用方法ですね。ひとつのカードを自分で選ぶのではなく、ランダムに選択するですね!
その日にエンゲージメントカードで出逢った言葉を大事にしようという気持ちで行っています 。正直、私には向いていないようなカードも出たりします。しかし、それは私の考え方の幅を狭めているだけかもしれないと思い、1日大切にしてみて、やっぱり違うなと思えば私の価値観ではないし、大切かもって思えばまた新たな価値観が増えたということになります。
本間理央
占いみたいな使用方法で面白そうだと思いました。
④「今1枚カードを選ぶとしたら?」
本間理央
今一枚カードを選ぶとしたら何を選びますか?
「一体感」です。
現在、私が所属しているコンサルティング会社でチームの一体感を作るための勉強会を企画立案しています。
プロフェッショナル集団なので、基本一人で仕事をすることが多く、個々で活動しています。しかし、これからの変化が激しい時代の中では、一体感が必要だと考えています。
本間理央
チームの一体感が大切という点で選ばれたのですね。
⑤「エンゲージメントカードをオススメしたい人」
本間理央
エンゲージメントカードを今どのような方にお勧めしたいですか?
リーダーの皆さんです。
リーダーの方ほど自分をみつめる時間をつくり「ワクワーク」を見つけてほしいです。
そして、疲れているリーダーが多いことも事実です。部下や後輩の方と会話するのも価値観が違いすぎて大変だと思われていらっしゃるのではないでしょうか。
エンゲージメントカードを使ってお互いの価値観を受容共有することで、理解を深めていただけると思うからです。
本間理央
世代も違うことで、円滑に会話をするのは大変かもしれませんね。
リーダーの方々はメンバー一人一人のことを考えるあまり、相手に合わせて働いていることもあるかと思います。自分らしさを発見すると新たな視点を持つことができ、リーダー自身の「ワクワーク」につながると考えています。
本間理央
確かに、その世代の方々にも使っていただきたいと感じました。
今、岡さんが一緒にプレイしてみたい方はいらっしゃいますか?
今、一緒に行ってみたい方はママ友ですね。
ママたちは子供優先に考えて生活をしていることが多く、どうしても自分という存在を忘れがちになります。
PTAに所属をしている保護者の皆さんとエンゲージメントカードを通して、彼女たち自身が本当に大事にしているものは何か、自分を見つめ直す機会を設けたいですね。
本間理央
このカードを通してどんな自分になっていきたいですか?
自分自身が「ワクワーク」するという軸を大切にしていこうと思います。
「ワクワーク」できる方が増えるように、自分が届けていける範囲で、色々な方に広め、一人でも多くの方たちに「ワクワーク」を届けていきたいと思っています。
本間理央
岡さん、今回はありがとうございます。
これからも『もっとワクワークする世の中』に向けて私たちと一緒に、1人でもワクワークする人を増やしていきましょう!これからもよろしくお願いします!