認定ファシリテーター

エンゲージメントカードが生んだ深い対話の時間ー認定ファシリテーター荻原様へインタビュー

カウンセラーとして活動する荻原さんは、夫婦やカップルの対話支援を行う中で、価値観を「見える化」する手段としてエンゲージメントカードを活用。お互いの“当たり前”の違いを認識し、問題解決に向けた糸口となるこのカードは、重くなりがちな話題でも自然に言葉を引き出し、深く温かい対話を生み出すと感じていらっしゃいます。荻原さんは「真剣な話も、カードがあることで楽しみながら気軽な気持ちで進められる、驚きや発見、ワクワクがうまれ、空気が重くならない」と語ってくださいました。

荻原さんのプロフィール

荻原俊幸様 プロフィール

●陰陽和合カウンセラー

主に、夫婦・恋愛カウンセリング、星読みカウンセリング、坐禅セラピー、前世療法ヒーリング、東洋医学カウンセリング、足つぼセラピー、など様々な視点からオンラインセッションを実施。
カウンセリング回数は累計で1,000件以上の経験。

――荻原さんのプロフィール

荻原さんは「陰陽和合カウンセラー」という屋号で活動するカウンセラーです。介護業界での勤務を経て自ら学び資格を取得され、昨年4月から専業での活動をスタートされました。夫婦・カップルのカウンセリングを中心に、東洋医学の考え方を取り入れた身体のケア、前世療法、星読みなど、多面的なアプローチで人の心に寄り添う支援を提供されています。

――導入のきっかけ

夫婦カウンセリングの現場で「価値観を言葉で確かめ合う機会が非常に少ない」と感じていたという荻原さん。そのような中で、知人からエンゲージメントカードを紹介され、「面白そう」「自分と奥さんでもやってみたい」と思い、すぐに試してくださったとのこと。実際に手に取ったところ、「価値観のすり合わせに使える」と直感されたとのこと。日常では語られにくい「自分が何を大事にしているのか」を対話を通して確かめ合うためのツールとして取り入れて下さっています。

夫婦が大切にしたいことを掛け合わせて「共通のビジョン」をつくるワークや、出産などライフステージの変化に合わせて「今大事にしたい価値観」を更新する場面でも活用していただいています。

実際に使ってわかった手応え


――使用して感じた魅力

エンゲージメントカードは、荻原さんにとって“初めて仕事で使用したカードツール”とのことでした。使う前のイメージと大きなギャップはなかったものの、使う中で「同じ言葉でも人によって意味が全く違う」という大きな気づきがあったそうです。例えば「健康」という言葉ひとつでも、Aさんにとっての「健康」とBさんにとっての「健康」が違う意味を指していることがありました。カードを介することで、こうした“言葉だけではわかりにくい価値観の違い”を自然に理解できた点が特に良かったと語ってくださいました。

また、真剣なテーマは話し合い自体が重くなりがちですが、カードを使うことで構えずに話せる空気が生まれ、対話が自然に深まっていくといいます。結果として、お互いの視点を丁寧に知る機会がつくられ、「二人で大切にしたいこと」を具体化しやすくなったとのことでした。

ファシリテーターとしての一歩

――認定ファシリテーターになった背景

荻原さんは、日々のセッションを通じてカードの効果を強く実感したことから、より専門的に活用するため認定ファシリテーター講座の受講を決意されたそうです。夫婦・カップルの対話支援において、カードが「違いを楽しみ、共通点を見いだす場」を生み出すと感じているとお話しくださいました。

――講座を通じて身についたスキル

講座を通して最も効果を感じている点は、“価値観を引き出す質問の幅”が大きく広がったことだそうです。複数回受講している参加者との交流を通じて、さまざまな問いの切り口を学ぶことができ、ファシリテーションの引き出しが格段に増えたと教えてくださいました。

印象深いエピソード

――カードを通じて生まれた「心に残る瞬間」

特に心に残っているのが、結婚式を控えたカップルとのエピソードです。2〜3ヶ月にわたる長期カウンセリングの最後にエンゲージメントカードを使い、「これからの結婚生活で大切にしたい価値観」を言葉にしていただきました。その際に生まれたフレーズが、後日、結婚式の“誓いの言葉”として採用されたそうです。

価値観が“過去の思い出”ではなく、“これからの指針”として形に残った瞬間だったと語ってくださいました。

今、選ぶ一枚と、届けたい人たちへ

――今の気持ちに響く「一枚」は?

荻原さんが現在選ぶ一枚は、「調和」。

「家族」と「調和」はどちらも大切な価値観ですが、陰陽カウンセラーとして活動を広げる中で、“調和をもたらす存在でありたい”という思いから選ばれたそうです。

――このカードを届けたいと思う相手とは

エンゲージメントカードを届けたい相手として、夫婦やカップルなど、日常的に深い対話を必要とする方々を挙げてくださいました。
また、友人同士や一人で自身の価値観を整理したい方にもおすすめできると語ってくださいました。

「違いを楽しみ、相手を理解するきっかけとして、多くの人に体験していただきたい」と温かいメッセージを寄せてくださいました。

インタビュワーより

素敵なお話をありがとうございました!これからも、エンゲージメントカードを宜しくお願いします。

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