こんにちは。トリプルバリューの本間です。
この記事では、エンゲージメントカードをプレイした方々にエンゲージメントカードを利用して良かった点やプレイしたエピソードなどをまとめています。
今回のゲストはわだゆきこさんです!
本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
わだゆきこ 様 プロフィール
株式会社ジョイン
広報・健康経営(メンタルヘルス)担当
資格:保健師・看護師
山形市役所保健師として家族支援に従事した後に起業。
女性向けワークショップ、講座、イベントなどを開催。
「生き方」「いのち」をテーマに小中学校への出前授業の依頼を受け、講師業をスタート。
(現在までの講話実績山形県内100校以上)
保護者向け講演会、企業向け講話なども行っている。
「生きるを楽しむ」が人生のテーマ。
●自分の価値観って何だろう?
●チームとして大切にしたいことを明確にしたい!
●チームのエンゲージメントを高めていくための仕掛けづくりはないだろうか。
と考えていらっしゃる方に是非読んでいただきたいです!
- 「メンバーが主体的にエンゲージメントを高められる仕掛けづくり」
- 「偽りの自分や逃げている自分の心を知ること」
- 「数分前の経験も自分の大切な価値観になっていくこと」
- 「エンゲージメントカードを通じて伝えたいこと」
①「メンバーが主体的にエンゲージメントを高められる仕掛けづくり」
本間理央
エンゲージメントカードを購入したきっかけを教えてください。
私は現在、社内研修の講師を務めていて、その研修の一つにマネージャークラスを対象としたプログラムがあります。「リーダーに求められるものは何か?」そして「今、社内に必要なものは何だろう?」という視点で研修内容を考えていた時に、上司と“エンゲージメント”の話題になりました。エンゲージメントについて、詳しく知らなかったこともあり、私なりに情報を検索し調べていく中で、弊社に必要な要素であると感じました。その流れで、偶然見つけたのが「エンゲージメントカード」です。
本間理央
会社が必要としている要素とエンゲージメントがマッチしたタイミングでカードの存在を知ったのですね。実際にエンゲージメントカードを使われていかがでしたか?
最初にエンゲージメントカードを見た時は「カードゲームでもするのかな??」というような反応でしたが、使い方を説明すると、とてもシンプルなワークなので「面白そう!」と前向きに取り組んでくれました。しかし、ワークが進むにつれて、残したいカードに悩み始めると「このワーク、すごく深いね。」「自分を見つめさせられるな~」と考え込む時間も長くなっていきました。そして、最後のカードが決まると「気持ちを整理できた感じがして、スッキリした!」と晴れ晴れしい表情をされる方が多く、ワークを通して「自分を知ることができる達成感」を得られるという意味でも、エンゲージメントカードを使った働きかけに手ごたえを感じました。
本間理央
考え込む姿は、その方の自己内省が始まっているのだろうなと感じました。また、達成感のある表情や言葉は、まさしくエンゲージメントが上がるきっかけになるのでしょうね。
認定ファシリテーターにご登録いただいた経緯を教えていただけますか?
研修でエンゲージメントカードを活用してみると、受講者の方が楽しそうに参加して下さって、場がとても盛り上がりました。そのような時間を過ごす中で、私自身もファシリテーターとしての経験値を深めながら、エンゲージメントカードを知ってもらう機会を増やしていきたいという気持ちになり認定ファシリテーターに登録しました。
本間理央
社内研修で心に残っているエピソードはありますか?
参加するメンバーとテーマによって会話も雰囲気が変わるため、それがとても新鮮で、いつも新たな発見があります。
心に残っている研修の一つに、ある部署からの依頼で期末の振り返りと来期目標を設定することをテーマにしたものがあります。エンゲージメントカードを使い、仕事に対する想いや目標をお互いに言語化することで、来期に向けてのミッションやスローガンをメンバーが主体的につくる時間になりました。
完成したミッションやスローガンの言葉は、表面的なものではなく、一人一人がエンゲージメントカードに書かれている言葉と向き合った結果、生み出されたものとなりました。目に見えない想いや意思が引き出されて、お互いから湧き出てきた言葉を意識しながら仕事をすることは、まさにエンゲージメント力に繋がると思います。このワークを通して、メンバー全員の想いが一致した言葉に辿り着く姿をみられたことは、本当に嬉しかったです。
本間理央
会社や上司から言われた言葉ではなくて、自分たち自身の想いを言語化できたことで、自分の「ありたい姿」が描かれ、エンゲージメントも高まっていくのではないかと感じました。
そうですね。想いがあっても言葉が追いつかないことってありますよね。
言葉が見つからないから、結局、ありきたりな言葉や誰かの言葉でまとめてしまい、受動的になってしまうことがあるかもしれません。
エンゲージメントカードは、目的に合わせてカードを活用することで、誰もが自分の価値観を言語化しやすくなることが魅力の一つだと感じています。
②「偽りの自分や逃げている自分の心を知ること」
本間理央
社外やプライベートで使われることはありますか?
昔からの友人とマンツーマンでプレイしたことがあります。
お互いの近況を報告していく中で、友人が「(仕事をする上で)現状からステップアップして、次のステージに進みたい」という気持ちを話してくれました。そこで、「次のステージに進むために、大事にしたいことは何か?」をテーマにエンゲージメントカードを使いました。
本間理央
次のステージに求めるものではなくて、そのために「今、大事にしたいもの」という視点で自分をみつめることが大切なのですね。
マンツーマンでプレイした感想を教えてください。
対面でワークをすると、向き合う相手が自分の今の状況や“なりたい姿”について話してくれるので、その話を聞くことで、私自身が刺激を受けたように感じます。
また、エンゲージメントカードを使うことで、自分自身の奥深くにあったこと(感情や望み)が顕在化されていくような感じにもなりました。
③「数分前の経験も自分の大切な価値観になっていくこと」
本間理央
今、一枚カードを選ぶとしたら何を選びますか?
「プロフェッショナル」です。
今までこのカードを選んだことはないのですが、なぜか今、とても気になったので選びました。
もしかしたら、つい先程まで私が受けたインタビューの記事を校正する作業をしていたので、それが影響しているかもしれません。自分が答えた記事を読みながら、仕事に対する姿勢や専門性について考えていました。憧れている部分もあるのですが、人生を振り返った時に「私のプロフェッショナルはこれ!」と言えるような仕事をしたいと思っています。
本間理央
先ほどインタビュー記事を校正して感じていた想いが、一枚のカードを引くことで言語化することでき明確になったのですね。つい、何分か前の出来事が今まで選んだことのないカードを選ぶ理由となった瞬間が伝わってきました。
④「エンゲージメントカードを通じて伝えたいこと」
本間理央
エンゲージメントカードを誰と一緒にプレイしてみたいですか?
家族です。でも、家族と向き合うのは気恥ずかしい感じもします(笑)
家族は、思春期真っ只中の中学校3年生と小学校6年生の息子2人と夫で、私以外男性です。日常の会話はしていても、すれ違っていることもあると思いますし、私自身の”思い込み”もあるような気がします。エンゲージメントカードを使ってワークをすることで、お互いの意外な一面や考え方、見えていなかった部分を知ることができるかもしれないな!と思いました。
本間理央
働く父親や母親だけではなく、子どもたちも忙しいですよね。そうすると、ゆっくり対話ができないというのはあると思います。
例えば、一つの物事に対しての捉え方について伝えきれないということもありますし、逆もあって、相手のことも理解できていないところがありそうですよね。
そうですね。集中して向き合って、一つのテーマで話し合うこともあまりないですし、距離感が近ければ近いほど言いづらいこともあると思います。お互いに恥ずかしくて話せないってこともあるかと思います。
本間理央
エンゲージメントカードどのような人にオススメしたいですか?
職場内での会議や打ち合わせで、皆で意見を出し合って言葉にまとめなければいけない時に使ってみることをおススメしたいです。具体的には、今期の目標やミッションを決めたり、チームの行動指針を言語化する場面などです。
全員の想いを引き出して、言葉にまとめる作業はとても難しくて時間もかかりますが、エンゲージメントカードを使うことで、ゲーム感覚で楽しく進めていくことができます。また、部署や立場が違うことで遠慮して発言を控えてしまうような状況でも、ワークをすることでフラットな立場で個々に意見を出し合えるような雰囲気になることもエンゲージメントカードの特徴だと思います。
また、エンゲージメントカードは、とてもシンプルなワークですが誰もが自分の深い本質に触れられる魅力をもっています。「“今の自分”を知りたい」と思った時にピッタリのカードなので、私自身もこれから大いに活用していきたいと思っています。このようなカードを作って下さったことにとても感謝しています!
本間理央
このカードワークを通して、今後どんな自分になっていきたいですか?
エンゲージメントカードは、自分の本音や本質が見えてくる時間になると感じています。ワークの中で出てきた自分から目を逸らさずに、そのままの自分を見つめ続けたいと思っています。
本間理央
わださん、今回はありがとうございます。
これからも『もっとワクワークする世の中』に向けて私たちと一緒に、1人でもワクワークする人を増やしていきましょう!これからもよろしくお願いします!