事例・インタビュー

翼を届ける大きな一歩に。接客業だからこそ価値観ワークが活きる

『鍼灸整体院RUFFREE』とは

“全国に翼を”をビジョンに、2019年1月に創業。関西と東京に合計5店舗を構える鍼灸整体院です。

「肩甲骨はがし」に特化した高度な技術と質の高い接客で、モデル・タレントの方にも多くのファンがいらっしゃいます。

関西で人気を集め、2019年の開業から2021年には芦屋、翌年に東大阪、そして2023年には東京へ進出し、中目黒・銀座と、次々店舗を拡大している注目の整体院です。

店舗の拡大に伴って従業員も年々増員したことから、全社員集めての研修会が初めて実施されました。その中で、トリプルバリューが展開する「エンゲージメントカード」を活用したワークショップを導入いただき、後日代表の溝下様にインタビューをいたしました。

◼️RUFFREE様エンゲージメントカードワークショップの流れ

1)アイスブレイク:ダイアログカードゲーム
2)ワーク①
 「自己の価値観」を選び、他者と対話するワーク
  →最後に代表の「価値観」とRUFREEとしての
3)ワーク②
 自分が思う「他者の価値観」を選び、対話するワーク

アフターインタビュー:「自然と関係性を作ることができた」

今回、どのようにエンゲージメントカードを知ったのでしょうか?

昔私が治療院の協会を作っていて。そこで勉強会を定期的にしているのですが、そこで他院の方がエンゲージメントカードを使っていることを共有していただき、知ったのがきっかけです。

実際にカードゲームをした様子や結果の写真を送っていただき、「何これ面白そう!」と思って、その時期にちょうどこの全社員合宿が予定されていたこともあり、早速メールで連絡させていただきました。

———–その合宿にはどういったきっかけでエンゲージメントカードを取り入れていただけたんでしょうか?

関西から関東エリアへ店舗展開を広げたことで、全社員が集まる機会がこれまでなかったので、今年初の試みで合宿を決めていました。

自社のこれまでの成り立ちを学んだり、今後の目標を伝えるだけではなく、何か社員同士がコミュニケーションを取れるワークをしようか、単純に交流会となるバーベキューをしようかな。みたいな計画は立てていたんです。

他にも弊社ではSNSにも力を入れているのでSNSの勉強会をしたり、セルフケアのストレッチをみんなでやるということも検討してみましたが、それなら今までと一緒だなと思い。

せっかく全員が対面できる場なので、みんながお互いのことを知るようないつもと違った内容は何かないかなと思っていた矢先にエンゲージメントカードに出会い、選ばせていただきました。

エンゲージメントカードワークショップ導入に至るまでの背景

2019年に西宮北口で開院してから、一度コロナ禍で休業したものの、休業明けには予約が殺到するようになり、2021年7月には芦屋、その翌年には東大阪、2023年には中目黒、銀座…というように急速に規模を拡大してきました。

インフルエンサーさんの影響とかもあり、一時は中目黒院で2ヶ月待ちの状態になったこともありましたね。

———–かなりの勢いで成長されてきたんですね!特に接客業なので、施術技術だけでなく、社内の人材教育も力を入れないと難しいかと思うのですが、御社ではどうされていますか?

まずは幹部が関西で徹底的に研修を1週間してから関東の店舗に戻すなど、工夫をして教育してきました。

新店を出す時は一度メンバーを集めたり、幹部が交代で研修に行ったりするなど模索しつつやっています。

今は幹部自体の教育にも力入れているところで、下半期には教育カリキュラムをさらに充実する予定です。、さらに店舗拡大した際も、独自の教育システムを導入することで今後の研修や教育がよりスムーズになるよう計画を進めています。

「いかに組織化していくか」みたいな情報やツールをいろいろ調べてみたのですが、完全に組織化をしてしまうと属人性が強い接客業には向いてないと思いました。

かといって、完全に個人に委ねてもRUFFREEとしてのスタンスを発揮できないので、マニュアルが必要な要素と属人的な要素を両立していかないといけないと考えていました。

そんな矢先に出会った、価値観ワークの一つである「エンゲージメントカード」はかなり有効的だと感じました。

実際にお打ち合わせでご提案内容のお話を聞かれてみて、いかがだったでしょうか?

イメージ通りでした。打ち合わせで具体的なワークショップの方法と提案内容をいただき、幹部会議へ持ち帰らせていただきました。

幹部だけで一度エンゲージメントカードを使って実践してみて、全員が「面白い」と感じました。そこで、実際の社員研修にも取り入れようと提案したところ、満場一致で導入が決定しました。

当日の運営チームの皆様から見て、参加者の反応は期待どおりだったでしょうか?予想外だった点があれば教えて下さい。

期待値以上のものでした!

人ってやはり承認欲求があるので、他者から褒められたりとか、普段はなかなか聞けない評価をもらえるのは嬉しいと思うんです。

普段は他者からの見られ方を聞く機会もないし、自分の価値観を言語化して話す機会もない。ゲームを通して自然と話し、それを聞くことができるとてもいい機会になったと思います。

ワークショップで自分が選んだ価値観カードは全員で共有しているので、後日見返して振り返ったり、日々の業務でのコミュニケーションに活かすこともできているんじゃないかなと思っています。

3ヶ月〜6ヶ月の経過を追って定期的にカードを使って面談などもしていこうと思っています。オンラインとかでもできたらいいなと。

参加者の方の意見や感想をいくつか教えていただけますか。

「エンゲージメントカードでは自分の人生において重要としているものを見つめ直し、それぞれの価値観を知りとても勉強になりました。
また他者からの評価は嬉しさとその評価を裏切ることのないよう、それ以上の価値になれるよう成長したいと感じました。」

「私自身、スタッフそれぞれがエンゲージメントカードによって、
自分と向き合い、大切にしていることや強みに気付き、
そして、店舗のスタッフ同士の距離も更に縮まったように感じました。」

———–特に印象に残ったシーンはありましたか?

これまで「縁の下の力持ち」的な存在だった子が、「リーダーシップ」の価値観カードを選び、「みんなを引っ張っていきたい」と話してくれ、そういったて気持ちを持っていることに気づけた瞬間ですね。成長を知ることができた瞬間でもあり、今後の寄り添い方を見つけることもできました。

———–自分の価値観ではなく、自分が思う他者の価値観ワークでも、感動して泣いている方もいらっしゃいましたね。

そうですね。回りの方が自分のことをそんな風に見てくれてたんだ。とか、自分が思っていた価値観を相手も同じように選んで共感してくれていたんだ。といったことが知れる機会は自己肯定感にも繋がりますし、とてもいい機会でしたね。

ワークショップの中では「それ選ぶのか〜!」と他にも意外性がたくさん見られたのがとてもよかったです。

ワークショップを受けられた前後でメンバーの方に変化はございましたでしょうか?

会話がスムーズになったと感じます。
お互いの大事にしているところや他者からの見え方がわかると、役割分担もしやすくなりました。得意なところは得意な人に、というかたちで仕事が任せやすくなったと思います。

更に、マネジメント側が何かを仕掛けなくとも、このエンゲージメントワークショップを通して従業員同士が勝手に仲良くなってくれました。自然なチームワークの構築にも効果的ですね。

また、意外な一面を知ることができたのも変化への一歩です。実は「リーダーシップ」を大事にしたいと思っていたメンバーにリーダーへの道筋を見せてあげるなど、人材教育がしやすくなりました。

他にも家族やプライベートの時間が大事と考えている人にはあまり大きく負荷をかけないなど、深層が表面化することで、業務の割り振り方も考えやすくなったという効果もあります。

他店舗で話す機会があまりなかったメンバーについても知ることができたと思います。

ワークショップ全体を通じて、特によかった点があればお聞かせください。

代表の山本さんの話し方と空気作りがとても上手でした。私も全員の前で話しやすい場にしていただけましたし、社員も対話の場が作りやすかったのではないでしょうか。

ワークショップの前には会社のこれまでの沿革を話し、その後自己紹介と下半期の夢を後半に話したのですが、そこからワークショップに繋げたことで、会社としての想いも社員にしっかり届けられたように思います。

ワークショップの中でも、「これまで自分がどう考えてRUFFREEを築いてきたか?」という想いをカードを使って表現することができました。価値観のキーワードとストーリーで伝えやすく、メンバーにも届いていたのではと思います。

———-私たちも、お話を聞いて「普段から代表はこの価値観を大事にしてるんだろうな」というのをしみじみと感じることができました。

ありがとうございます。
今回、トリプルバリューさんにエンゲージメントカードワークショップを行っていただき、メンバーのチーム力向上を目的とした本当にいい合宿になりました。

また来年の合宿も、ぜひお願いします!

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