認定ファシリテーター

社員の主体性を引き出す革新ツール:中小企業支援のプロが語るエンゲージメントカードの効果

この記事では、エンゲージメントカード事務局公認の認定ファシリテーターへ、エンゲージメントカードを利用して良かった点やエピソードなどをまとめています。
今回は、中小企業診断士で経営改善コンサルタントの小口さんにお話を伺いました。

小口 章治 様 プロフィール

●よつばビジネスコンサルティング
●経営改善コンサルタント
●中小企業診断士
●ビジネスモデルデザイナー

●メッセージ:
『企業は人なり』人を活かす企業が新しい発想を生み、発展、成長します。
このエンゲージメントカードを活用して企業のチームビルディングに貢献していきたいと思います

小口さんのご職業とエンゲージメントカードとの出会い

ーー はじめに、小口さんのご職業について教えていただけますか?

私は中小企業の経営改善を支援するコンサルタントとして活動しています。
もともとは公的な支援機関で長年相談員として働いていたんです。今年4月に独立して、主に金融機関からの依頼を受けて、経営が厳しくなった企業の立て直しに取り組んでいます。
売上向上やコスト削減など、経営改善のためのアドバイスを行いながら、企業が再び成長軌道に乗るお手伝いをしています。

ーー 大変なお仕事ですね。中小企業支援の現場では、どのような課題に直面することが多いのでしょうか?

そうですね、特に人材に関する悩みが多いです。社員の主体性が欠けているとか、組織内のコミュニケーションが不足しているといった問題が頻繁に聞かれます。
それに対して、エンゲージメントカードが大きな助けになっています。

ーー どういった経緯でエンゲージメントカードに興味を持って下さったのでしょうか?

社労士の知人がこのカードを活用しているのを見て、「これなら自分の現場でも使えるかもしれない」と興味を持ちました。当時の私が支援していた企業では、社員の主体性をどう引き出すかが課題だったんです。それで、実際に自分でも導入してみようと思い、オンラインセッションにも参加して勉強を重ねました。

エンゲージメントカードの活用体験

ーー エンゲージメントカードを実際に使用してみて、最初の感想はいかがでしたか?

最初は、自分の部下と一緒に使ってみたのですが、彼らの価値観が意外なほど多様で驚きました。それまで知らなかった本音や思いを知ることができ、これが企業内でも大きな効果を生むと確信しました。
支援先の企業の現場でも使ってみると、社員同士のコミュニケーションが活性化され、社内の雰囲気が一気に明るくなりました。普段あまり表情を見せない方も笑顔で話し始めたりして、社内の雰囲気が一変しましたね。特に、社長自らが楽しそうに参加している姿を見て「これはいける」と確信しました。

ーー 最初の導入が成功したのは大きかったですね。

はい。またある企業では、社長が「うちの社員は主体性がなくて困っている」と悩んでいたんです。そこでカードを提案してみたところ、社員同士が自発的に意見を出し合い、会社の課題解決に向けて動き始めたんです。最初は恐る恐るだったのですが、導入後は皆さんが笑顔で積極的に取り組んでくれて、社長も非常に喜んでいました。

ーー それは嬉しいですね!他にも印象的な体験があれば教えてください。

そうですね、特に印象的だったのは、ある女性経営者の話です。彼女は売上が低迷していて、かなり落ち込んでいましたが、エンゲージメントカードを使ってセッションを行ったところ、「自分がこの仕事を始めた本当の理由を思い出した」と言って涙を流しました。
深い思いがあってこの事業を始めたことを再確認して、それが再び彼女の情熱を呼び起こすきっかけになりました。

ーー それは感動的なエピソードですね。カードが単なるツール以上の効果をもたらした瞬間ですね。

本当にそうですね。私自身も予想していなかったほど、深い感情が引き出される場面が何度もありました。社員や経営者の方々が、自分の内面と向き合い、本当に大切なものに気づく瞬間を見ることができるのは、このカードの素晴らしさだと思います。

認定ファシリテーターとしての活動

ーー 認定ファシリテーターとして登録されたきっかけは何だったのでしょうか?

はい、最初は自分の現場で試していただけだったのですが、もっと深く学びたいと思い、認定ファシリテーターの資格を取得しました。オンラインセッションに毎回参加しながら、実践を重ねてきましたね。やっぱり、カードをただ使うだけではなく、より効果的に活用するためのスキルが必要だと感じたんです。

ーー 実際にファシリテーターとして活動されてみて、どのような手応えを感じていますか?

企業現場での実践を通じて、社員の内面を引き出すことの大切さを実感しています。
例えば、暗い雰囲気の企業でも、カードを使うことで社員同士の距離が一気に縮まるのを何度も見てきました。これが、企業の成長やチームワークの向上に繋がっていると感じています。

ーー 他にも多くのコミュニケーションツールがある中で、エンゲージメントカードが特に優れている点は何でしょうか?

これまで色々なツールを試してきましたが、エンゲージメントカードは単なるゲームや研修ツールではないんです。社員一人ひとりの「わくわく感」を自然に引き出し、本音を話しやすい環境を作ることができます。それによって、社員が自分の意見を積極的に発信するようになり、組織全体のエンゲージメントが向上するのが実感できました。
まさに、社員の内面に働きかけることで、企業文化を変えていけるツールだと思います。

エンゲージメントカードの今と未来

ーー 今の小口さんの状況やお気持ちに合わせて、1枚エンゲージメントカードを選ぶとしたらどれを選びますか?

そうですね、今の私なら「感謝」のカードを選びます。私が支援する企業では、ただ業務をこなすだけでなく、心から感謝される仕事を目指しています。もちろん、支援活動は仕事としての対価をいただきますが、それ以上に「ありがとう」と言われることが何よりの報酬だと思っています。
そんな支援を続けていきたいという気持ちが、今の私にとって一番大切ですね。

ーー 感謝の気持ちを持って支援を続けるというのは素晴らしいですね。

はい。これまで多くの企業をサポートしてきましたが、単に数字だけでなく、人と人との繋がりを大切にしてきました。だからこそ、この「感謝」という言葉が今の自分に一番しっくりくるんです。

ーー エンゲージメントカードをどのような人におすすめしたいと思いますか?

私は特に「支援者」や「リーダー」に使っていただきたいと思っています。中小企業の社長や経営者、そしてチームのリーダーたちにこそ、このカードの力を体験してほしいです。
部下の本音を引き出し、チームの結束力を高めるためには、とても効果的なツールです。
また、企業を支援しているコンサルタントや社労士の方々にも、ぜひ活用してもらいたいですね。

ーー 確かに、支援者やリーダーにとって、社員の本音を引き出すことは重要ですよね。

ええ、まさにその通りです。特に、中小企業の現場では、社員のモチベーションやエンゲージメントが会社の成長を左右しますから。エンゲージメントカードを通じて、社員同士の信頼関係を築き、組織全体の雰囲気を変えるきっかけにしてもらいたいです。

ーー貴重なお話をありがとうございました!引き続き、エンゲージメントカードをよろしくお願いいたします。

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